電子マネーを選ぶ基準

初めてでもわかる電子マネー超初歩解説

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「まねっこ」は
いつも現金払い、
クレジットカードは持ってない(ほとんど使わない)、
難しい言葉は苦手…
という人のための電子マネー解説サイトです。最初に電子マネーそのものについて、できるだけ丁寧な解説をさせてもらいます。

最近、電子マネーが話題になっているね。

そうなの?

知らないの?
消費税増税の際のポイント還元に電子マネー決済も対象になる、とか、
驚異の還元率キャンペーンで話題になったPayPayのニュース、
政府は給料の支払いも電子マネーで行えるようにする方針とか…

な、なんだかよくわからないけど、現金持っているだけじゃダメってこと?でも電子マネーってよくわからない。使ってみたいけど、私今までクレジットカードも持ったことがないんだ。まず、電子マネーのことをザックリ解説してほしいな。

電子マネーは基本的に商品券と仕組みはおなじ

電子マネー自体は新しいものですが、それによく似たものはずっと昔からあるのです。

たとえば、商品券。

商品券は最初に1000円分や500円分など決まった金額の商品券を購入します。


そして、商品を買うとき現金の代わりに商品券を出せば、商品券の額面通りの買い物をすることができます。

図書カードも同じです。

商品券や図書カードに言えるのは次のような特徴です。

1.最初にお金を出して金額分のカードや券を買う。後で商品を買うときにカードや券を現金の代わりに使える

お金を払うタイミングと商品を購入するタイミングがずれる

2.図書カードは本にしか、商品券は特定の店でしか使えない

使える場所の制限がある

3.額面(最初に支払った分)の金額しか使えない

金額の制限がある

4.だれでも買える

学生はダメ、とか、年収〇〇円以上の人しか持てないなどクレジットカードを作るときのような条件はほぼない(※電子マネーの種類によって若干の制限がつくことはある)

この特徴は、電子マネーにも当てはまります。

難しいことは考えず、ますは電子マネーは「図書カードや商品券の仲間なんだ!」と思ってください。

電子マネーと商品券の違い

じゃあ、電子マネーと商品券の違いは何でしょうか。

データが電子化されている

一番の違いは先払いした金額が紙の券ではなく電子化されたデーターになっていることです。

商品券は券全体がお金として価値があるものですが、電子マネーの場合は電子マネーを購入した際にもらえる数字や文字(IDといいます)がお金の代わりなのです。

電子マネーを使うときはこのIDを機械で読み取ってもらい、支払いを行います。

データ電子化のメリット

データーが電子化されている電子マネーには商品券と違うこんなメリットがあります。

  • IDが分かればいいのでかさばらない(たとえば10000円分の買い物を1000円の商品券で行おうとすれば10枚の商品券が必要で、財布がパンパンになってしまいますよね)
  • その場に金券やお金がなくても支払えるので、インターネットでの支払いに便利(支払い画面でIDを入力するだけでお金が支払える)
  • 端数の買い物も可能(800円の買い物に1000円の商品券を出してもお釣りはもらえませんが、電子マネーなら差額はまだ手元に残っています。ここはテレホンカードや図書カードとしくみは同じです。)
  • 決済スピードが速い(IDを機械で読み取るだけなので一瞬で済みます。非接触型ICカードを採用した電子マネーなら自分でカードを機械にかざすだけで決済ができます。)
  • お金を継ぎ足して繰り返し使える(電子マネー購入時に払った金額が少なくなってきたら、IDにお金を追加することができます。電子マネーにお金を追加することをチャージといいます)
    ※お金が継ぎ足せない買い切り型のプリペイドカードもあります。コンビニで売っているプリペイドカードの多くは買い切り型です。
  • 購入時やチャージする際にポイントがついてお得(電子マネーを使う最大のメリットとも言えます)

前払いしたお金がIDに記録されてるってことなんだね。そのIDは自分で覚えておかなきゃならないの?

IDは不正利用防止のためにかなり複雑な数字の並びをしているんだよ。だから自分で覚えるのは難しいね。
発行されたIDはカードに埋め込まれていたり、紙に印刷されたり、何らかの形でもらえることになっているから覚えなくても大丈夫なんだ。

初心者にはカードタイプの電子マネーがお勧め

定期券


どんな形でIDがもらえるかは電子マネーによって様々です。

電子マネーを購入した時点でもらえるカードにIDを認識するICチップが埋め込まれているパターン。


あるいはレシートなどの紙に印刷されているパターン。

スマートフォンのアプリで記録するパターン。

いろいろなパターンがあり必ずこう!というものではありません。

しかし初心者には扱いやすいカードタイプの電子マネーをお勧めします。

カードタイプの電子マネーなら、決済時に商品券と同じように店員さんにカードを手渡すだけ(あるいは読み取り機にカードを読み取らせるだけ)なので、現金派のあなたにもきっと使いやすいはずです。

電子マネーの分類について、もっと詳しく知りたい人は、

電子マネー、3つのタイプを知ろうを読んでくださいね。

※Attention!
電子マネーの定義については、細かく解説するととても面倒なことになります。そこで、まねっこでは「クレジットカード」「デビットカード」以外の電子決済手段をまとめて「電子マネー」と呼んでいます。
このサイトは今まで現主義だった人に目線を合わせて書いたつもりですので、詳しく言いすぎると分かりにくくなる部分は思い切って省略しているところもあります。専門家の方は、おおらかな気持ちでご閲覧いただければと思います。

 

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