電子マネー基礎知識

電子マネーで税金を払おう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

※本ページはアフィリエイト広告を利用したプロモーションが含まれています。詳しくは利用規約をご覧ください。

今年も税金や社会保険料が高い…。払うためにわざわざ市役所行くのめんどくさい…

税金に社会保険料、口座引き落としにしてない人にとっては毎年届くあのバーコード用紙は憂鬱よね…。
ところでこのご時世、税金も電子マネーで払えないのかしら?

実は払えるんだよね。税金を電子マネーで払うメリットもあるよ!

税金が払える電子マネーの種類

nanaco

セブンイレブンで使える電子マネーnanacoでは税金の支払いに対応しています。

支払い方は、自宅に届いた納付用紙(バーコード付き)をセブンイレブンに持っていき、「nanacoで支払います」と言って店員さんに渡すだけです。

市役所や銀行に行くことなく、24時間仕事帰りや深夜でも税金の納付ができ、細かいお釣りを受け取る必要もないのでnanacoでのコンビニ支払いは便利ですね。

ただし、nanacoで税金の支払いをしても、ポイントがつくことはありません。

通常nanacoでお買い物をすると、200円につき1ポイントのnanacoポイントが貯まります。それでは数万円かかる税金に0.5%のポイントがついてラッキーーということにはならないんです。税金に関してはnanacoポイントはもらえないことになっています。

nanacoでお得に税金を納付する方法

ポイント還元のないnanacoでもお得に税金を支払うことができます。

それは「クレジットカードによるチャージでポイントを稼ぐこと」です。

nanacoは特定のクレジットカードからチャージを行うことで、「クレジットカード」特有のポイントを取得することができます。

ここでnanacoにチャージできるすべてのクレジットカードがポイント還元対象でないことに注意しましょう。

チャージはできてもポイントはつかないクレジットカードは結構あります。JCBカードはメジャーなクレジットカードブランドですが、nanacoチャージでポイントがつくことはありません。

nanacoといえば、発行母体が共通のクレジットカード「セブンカードプラス」。nanaco公式ホームページでも盛んに宣伝されているカードです。もちろん、「セブン・カード」でもnanacoチャージポイント(nanacoポイント)が貯まるのですが、200円に対し1ポイント、つまり還元率は0.5%なんです。少し低めですよね。

もう一つnanacoチャージポイントがたまる「リクルートカード」をみてみましょう。リクルートカードはnanacoチャージで貯まるポイントが1.2%と破格の還元率を誇ります。

※リクルートカードで貯めることができるのはPontaポイントで、nanaco
ポイントとは別物です。Pontaポイントを貯めることができるのは、おさいふPontaというnanacoとは別の電子マネーなので注意が必要です。

ただし、リクルートカードはその還元率の高さからか、nanaco等電子マネーチャージ不可ポイントを月360円まで(チャージ額月間30000円分以内対象)に制限しています。そのため、高額な税金を払っても、最大で360円までしかうまみがない…という状態です。

支払う税金の金額によってどちらのカードを選んだらよいか、吟味が必要ですね。

nanacoで税金を払うときの注意点

残高確認を忘れない

nanacoでクレジットカードチャージをした後、実はすぐにnanaco残高を使えるわけではありません。その前に「残高確認」という処理を行う必要があります。

・レジ店頭で店員さんにお願いする

・セブン銀行ATMにて、nanacoを読み取り、「残高確認」を行う

どちらかの方法でチャージ金額を残高に反映させましょう。

なるべく1回で払う金額を5万円に抑える

nanacoのチャージ上限は5万円と低めに設定されています。たとえば税金を一括払いで払おうとすれば目いっぱいチャージしてもnanacoで税金全額を払えないことも起こるかもしれません。

そのため、nanacoで税金を支払うときは、分割払いを利用したほうがよいです。

実は、10万円分の税金を支払う裏技もあるのですが、ちょっとややこしいので、読みたい人だけ読んでください。

裏技

前述の「残高確認」を5万円分行った後、さらに5万円をクレジットカードチャージすると、「センターお預かり分」として5万円が預り金状態になります。5万円分の税金をレジで支払った後、店員さんに残高確認をしてもらうと、預り金がすぐに残高に反映されるので追加で5万円分の支払いができるようになります。
ただし、nanacoへのクレジットカードチャージは1日に上限回数が決まっているので1日のうちに何度もチャージすることができない場合があります。

スポンサーリンク

PayPay

スマホ決済型電子マネーPayPayでも税金の支払いができます。

PayPayで税金を支払うメリットはなんといっても「外出しなくて良いところ」。

PayPayはもともと「バーコードを読み取る」ことが得意です。税金の納付用紙にはバーコードが記載されていますよね。

このバーコードを読み取ればOKです。

具体的には3ステップ。

1.アプリのトップより「スキャン」をタップ

2.バーコードを読み取る

3.「支払う」をタップ

これだけです。恐ろしく簡単ですよね。ただし「PayPay残高支払い」から引き落とされる形になりますので、あらかじめ税金が払えるだけの残高をチャージしておくことが必要です。

nanacoとは違いPayPayは50万までの支払いが可能ですから、高額な税金の支払いもばっちりですね。

PayPayで税金をお得に支払う方法

PayPayで税金の支払いをすると、なんと0.5%のPayPayボーナスが還元されます。

PayPayボーナスは出金や譲渡はできませんが、普通のお買い物に使う分には問題ありません。

ややこしい手続きをしなくても、ただPayPayを使うだけでボーナスが還元されるのというのはなかなかおいしい話ですね。

ただし、還元率には上限があります。2019年11月時点では1回につき還元上限は2500円相当分まで(50万円支払い分)。1ヶ月については他の還元キャンペーンと通算で15000円分相当分(300万円支払い分)までとなっています。ただ、この金額レベルの上限なら相当の高所得者でもない限り、税金支払い額が上限を超えてしまうことはないのではないでしょうか。

PayPayで税金を支払うときの注意点

税金の支払いをお得に済ますことができるPayPayですが、自分の住んでいる地域の税金がPayPayに対応していない可能性もあります。こちらの公式サイトで、支払いのできる税金を確認しておきましょう。

https://paypay.ne.jp/bill-payment/
スポンサーリンク

LINE Pay

スマホ決済の代表格LINE Payもバーコードを読み込んで、支払いをする能力に優れています。

PayPayと同じく、外出しなくても税金の支払いを行えるので大変便利です。

LINE Payでの税金の支払い方は以下のとおりです。

1.LINEアプリを起動し、ウォレット→金額が表示されている部分をタップ

2.メニューの中から「請求書支払い」をタップ

3.バーコードリーダーでバーコードを読み込む

4.パスワードを入力する

LINE Payで税金を支払うときの注意点

LINE Payは独自のポイントプログラム、マイカラー制度を導入していますが、LINE Payで税金を支払ってもポイント還元対象や、マイカラーランクの利用実績には反映されません。
チャージ手段にクレジットカードがないので、クレジットカードチャージ時のポイント狙いという方法も取れません。

外出しなくても支払いができるという面では便利ですが、お得感はあまりありませんね。

また支払いができる税金の上限金額が30万円までという点にも注意が必要です。

まとめ 一番便利でお得なのは…

nanaco、PayPay、LINE Payと税金が支払える電子マネーについて紹介しました。

この中でお勧めなのはやはり自宅で支払い手続きができて、残高の還元を受けることができるPayPayです。

高い税金は嫌なものですが、電子マネーを使ってできるだけお得に収めたいものです。

※記事は執筆時の公式サイトを参照に作成しています。実際に電子マネーを使用する際は公式サイトで最新情報を確認してください。

※記事内の写真提供元は写真ACです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
 

タグ